自信をつけることができた2年目の春
前回のブログで書いたように、3学期は先生も生徒も徹底的に頑張りました。
その結果、当時の生徒たちは、おしなべて成績をアップさせ、自信をつけてくれました。
嬉しいことに、必死のパッチの生徒募集と相まって、『大志学園』の生徒たちが急に成績が上がったのを聞きつけて、通っていた生徒たちの周りのたくさんの同級生たちが、春休み前から、『大志学園』に申し込んでくれました。
冬休みの前には、高3生を除くと、高2から中1までの生徒の総数は30数名しかおらず、大ピンチの状態でした。
しかし、『大志学園』にできることは、生徒たちに全力で向き合い、指導し、その気持ちを外部に向けて知らせるだけでした。
だから、われわれは愚直にそれを実行し続けました。
その結果、大志学園、2年目の春期講習の時点で、嬉しいことに生徒の数は60名以上に増えました。
2月こそ売り上げが少なく、非常に厳しい状態でしたが、
3月には前年の12月程度の売り上げに戻すことができ、ホット一息つくことができました。
ホッとすると同時に、自分たちが1年間、頑張ってきたことに対して、世間が一定の評価を与えてくれたということを感じました。
それによって、この上なく嬉しい気持ちになり、さらに精進しようというポジティブな気持ちになり、『大志学園』の2年目が始まりました。
まさに、自分たちがピグマリオン効果を実感した瞬間でした。
ピグマリオン効果
ちなみに、ピグマリオン効果とは、教育心理学における心理的行動の1つで、教師の期待によって生徒の成績が向上することです。
つまり、教師が期待を示した生徒は、その期待に応えようと頑張り、良い結果につながるということです。
さしずめ、私たち『大志学園』にとって、『教師』は生徒たちやその周りの人たちで、その人たちに期待されていると感じると、さらに頑張ろうと奮起できました。
そして、私たち『大志学園』も、自分たちがそうであるように、生徒たちに対しても、期待の目を持って接し、できる限り良いところを見つけて、褒めてあげることを大切にして、その上で指導することをポリシーとするように、なってゆきました。
(つづく)
コメント